再婚して判ったことと変わったこと

明日で、再婚1年目。

 

夫、61歳

私、58歳

 

夫、3度目の結婚

私、2度目の結婚

 

夫の1度目は10年間の結婚生活(らしい)

2度目は?

その後、独身生活が10年程?

 

私は25年間の結婚生活

2年程の家庭内別居

 

 

前夫との結婚生活は

まわりのみんなが羨むほど仲が良かったのに・・・

 

崩れ始めたらあっという間に

顔も見たくない、口も聞きたくないとなりました。

 

今の夫との結婚生活で1番違うところは

甘えていた!

話し合いも喧嘩にもならなかったということです。

 

友人と会って帰宅が遅くなる

ちょっと具合が悪い

仕事で遅くなる

数えたらきりがないほどに言い訳をして

夕食を作らなかったことは多々あります。

 

たんたんと過ぎて行く日々。

たわいのない日常会話。

25年の結婚生活で、

喧嘩らしきものは思い浮かびません。

初めからふたりの間にワンコがいたのも

喧嘩にならなかった理由かもしれません。

 

何かあると、ワンコに話しかけて

ワンコを抱いていると、気持ちが抑えられていたのかもしれないと

今になって思っています。

 

 

乳がんをきっかけに

夫との距離が離れていったのは

夫が、なんで俺だけこんな目にあうんだ!

と、呟いたのを聞いたことから。

 

病気になった私のことより

自分のことを最初に呟いたことです。

 

 

 

今の夫は、私が病院に行きたくないなぁ~

と言ったら、

どんなことがあっても、首に縄をつけてでも

さくを病院に連れていく。

もう病院から来なくていいです。

って言われるまで俺が付き添っていくから。

と言ってくれました。

 

ひとりで乳がんと向き合ってきた私は

その言葉がとてもとても嬉しかった。

 

もうひとりで頑張らなくてもいいんだ。

泣いてもいいんだ。

って思いました。

 

夫は思っていることをすぐ言葉に出します。

それは、良いことも悪いことも。

そして、とても短気!

 

初めの頃は、こんな細かいことで怒るの?

この人の沸騰点は一体どこ?

どの会話で怒ったのかもわからないくらいです。

 

私は父と兄が短気で怒りっぽい性格だったから

大きい声を出す人と、すぐ怒る人が嫌いでした。

 

まさしく、夫はドンピシャのそのタイプです(笑)

 

父や兄と違うのは、

夫には言い返せること。

喧嘩ができるということです。

 

訳がわからなくて、怒ったら無視してます。

ちゃんと言いたいことがあるときは

納得がいくまで話します。

それが、喧嘩(?)に発展しています。

 

もう一つ前夫との結婚生活で違うところは

家事が楽しいこと。

 

食事を作ったり、お掃除をしたり

当たり前の日常を楽しく過ごせていることです。

 

まだ結婚生活が1年も経ってないからかな?

とかも思ってみたけど、

前夫との結婚生活の時は

ワンコの世話は楽しかったけど

家事を楽しんでいた記憶はありません。

 

夫と結婚する前、大きい喧嘩をしたあと、

私はこの人を一生サポートして行こうと決めました。

 

夫に、私はあなたをずっとサポートするって決めたから

と言ったあと、

夫も、私を守り続けていくとぼそっと言ってくれました。

 

仕事上、夜中に出てそのまま昼間も仕事をします。

体がとてもきついときでも、

さくの為に仕事頑張ってくると言って出かけます。

 

私は、今までずっと自分の為に生きてきました。

今は、サポートしたいと思える人がいて

その人のために自分の時間を使うことを嬉しいと思ってます。

 

出会う人によって、

自分の考え、思いの変化があるということを

今になって知ることができました。

 

いくつになっても、柔軟な考えができるということ。

有り難いなと感じてます。

夫の仕事は葬儀屋さん、今夜はお通夜です。あるあるの話し

今日の空

夫は葬儀社に勤めています。

 

今夜はお通夜で会館に泊まりです。

 

担当になった喪家様のお葬儀全般が主な仕事です。

 

ご遺体のお迎えから始まり、ほとんどが病院、もしくは

老健ホーム、警察署などもあります。

それから、喪家様とのお打ち合わせ、

お通夜、葬儀、火葬、葬儀後の後飾り、集金などなど・・・

 

喪家様とのお打ち合わせには

葬儀全般のお見積りもありますが、

故人のご遺影を探していただくことや

香奠返し、通夜振る舞い、お斎、田舎では組内さんを交えてのお打ち合わせもあります。

それに、お寺さんやお花屋さん、火葬場への依頼、

葬儀の司会者、献茶への依頼

だいたい2日間の間に細かい仕事をこなしています。

 

最近はコロナの影響もあり、

家族葬が増え、司会を兼務することもあるようです。

 

私も昨年までは、夫の同じ会社の献茶の仕事をしていました。

今は、派遣の献茶の仕事で、他の会館や火葬場での仕事をしています。

やはり、献茶の仕事もコロナの影響で少なくなりました。

 

フリーで葬儀の司会、献茶の仕事をしている人は

家族葬が増えて仕事が減っています。

私も、一昨年に比べたら半分以下になりました。

 

時代の流れもあり、田舎でも家族葬が増えてきた上に

コロナでますます家族葬が増え、

お葬儀の形もここ1、2年で変わりました。

 

今は喪主の方が60代くらいの方達が多いような気がします。

ご遺族席には、喪主様、喪主の奥様、喪主のお子様、そしてお子様ご家族。

親族席には、亡くなった方のご兄弟などです。

亡くなった方がご高齢の場合は、親族席はご高齢の方が多くなります。

お通夜、お葬儀の時間も椅子に座っているのが

お辛い方もいます。

 

お葬儀ですから、亡くなった方を本当に思い悲しんでいらっしゃる方がほとんどです。

ですが、ご遺族の方では喪主様の子供さんが数人いらしゃると、そのご家族、お嫁さんやお孫さんはお飾りだなぁ~と・・・

 

小さい子供さんがいると、じっとしていることは難しいのは当たり前のこと

ましてや、同じくらいの小さい子供さん達が3、4人いると

広いホールでは、運動会になってしまいます。

その走り回る子供さん達を止める人がいないのです。

 

その子達の親子さん達は久しぶりに会ったのかもしれないのか、

話に夢中になっていたり、

喪主様は、その子達のおじいちゃんやおばあちゃんにあたるので、

またまた、久しぶりに会うからなのか、

小さい子供が走るのは当たり前と、注意するどころか、

広いとこで走れてよかったね!

と言う人もいます。

 

たまに、きちんと注意してくれる叔母様などがいて、

こういう場所では、走っちゃいけない!

って教える場所なのに、と言いながらきちんと子供達にしつけをしてくれます。

 

こういうきちんと言ってくださるのは、本当にたまにです。

 

そして、火葬場で驚くことも!

 

火葬場の中は、写真撮影禁止と注意書きが貼ってあります。

収骨室はもちろんのことです。

 

しかし、収骨室で、お骨になられたご遺体を写真を撮る人がいるのです。

常識外れもいいとこです!

それを、スマホの中に保存しとくのでしょうか?

 

お葬儀あるあるは、たくさんたくさんあります。

 

お葬儀は一生に何回も出席する機会があるわけではないので、

どんな振る舞いをしていいのか戸惑うことが多いと思いますが、

あまりにも、常識はずれのことをしている人がいて

仕事をしている私達が戸惑うことも多々あります。

 

10月はピンクリボン月間!そして今日は19日ピンクの日!

近所のホテルの立ち寄り湯に行きました。

 

ずっと気になっていたこのボード

バスタイムカバー

乳がんで手術したあとの手術痕を隠すものです。

 

私も右胸を全摘して再建しているので、

温泉大好きな私は、このバスタイムカバーを

購入しようと検討したこともあるんだけど・・・

 

温泉地に住んでいる私は

月の半分以上は温泉に、そしてあちこちの立ち寄り湯に行ってます。

 

出かけるときは車に温泉セットを必ず載せていくので

知らない場所でも温泉があると立ち寄ります。

 

乳がんになる前

手術後

そして、現在

 

地元だけではなくあちこちの温泉に行きます。

そして、温泉に通い初めて30年以上になるけど

このバスタイムカバーを付けている人を見かけたことはないのです。

 

もちろん、乳がんで手術した人にとっては

温泉に入るための一つの選択肢としての

大切なバスタイムカバーになると思えます。

 

私も、購入を考えました。

 

けど、大浴場にこのバスタイムカバーをつけて入ると

余計に目立つのではないの?

そして、体を洗うときや、着替えなどの時に

とても面倒くさいのではないかと思えたのです。

 

このバスタイムカバーは実際に手術後の乳がん患者さんが

試着して、温泉に入り、試したのかな?って感じです。

 

大浴場で浴槽に入る以外の場所では

タオルで隠してた方がよほど目立たないのでは思います。

 

タオルを浴槽につけることはできないので、

浴槽内ではタオルを外します。

でも、温泉に胸までつかってしまえば手術痕は見えません。

 

もうひとつ疑問なのが、

タオルは浴槽につけないでください。

と注意書きをしてる温泉地がほとんどです。

 

どんなに、石鹸を洗い流していても

タオルと同じでこのバスタイムカバーも

浴槽につけてはいけないのでは?

と思ってしまったのは私だけ?

 

そしてまず、乳がん手術した人は

大浴場に入らないと思うのです。

 

ほとんどの人が家族湯だと思うし

大浴場に入ったとしても、

人が居ない朝早くとか

時間を選んでいると思います。

 

入院をしてた時に同室だった、乳がん友と先月会った時も

ひとりで家族湯に行ってきたそうです。

 

家族湯は大浴場より高いけど

やっぱり人の目があるから

家族湯を選んでしまう。と言ってました。

 

私は、傷だらけの胸を見られるのを覚悟で

手術後もずっと大浴場に入ってます。

 

癌友はそんな私を

強いね!と言いますが

開き直りです(笑)

 

我慢して温泉に行かないで、ストレスが溜まるより

大好きな温泉にゆっくり、まったりしながら、体を温めて

癒されるほうを選んでいます。

 

抗がん剤治療で、頭だけではなく、

全身が脱毛してしまったときも

ナイトキャップをかぶり、

大浴場に行ってました。

 

いつも行ってた近所の温泉は

常連さん達が、最初は声をかけるのも、私を見るのも

戸惑っていたっけ

 

でも、みんな優しかったんですよ!

 

どうしたの?も

大変ね!も

つらいね!も

 

ただ、普通に接してくれました。

それから、温泉地の立ち寄り湯も

ホテルの立ち寄り湯の大浴場も

知らない町中の温泉も

大浴場に入ります。

たまには、家族湯もありますが・・・

 

再建した胸は、5センチ×5センチほどの手術後がはっきりくっきりしてるし、

背中も10センチ程の手術後が残ってます。

乳頭もない、傷だらけのいびつな形のふくらみの片胸です。

 

観光地の温泉ではジロジロと見られたこともあるし、

子供が母親に

「あの人のおっぱい変だね!」

と言ってるのを聞いたこともあります。

視線を感じることなんて、しょっちゅうです!

 

自分の体に手術痕が残ったことで、

結構、体に手術痕のある人は多いってことに気が付きました。

 

最近、肩に小さい小さい薔薇の花のタトゥーをしてる人がいました。

 

タトゥーは、ほとんどの温泉、立ち寄り湯では

出入り禁止になってます。

 

だからか、その人は

体を洗うときも、ずっと背中を壁際のシャワーの方に向けていました。

温泉につかっているときも、隅っこにいて

なんだか落ち着かないような感じで浴槽につかってました。

 

乳がんになる前、温泉に入っていたときには

気づかなかったことがたくさんあります。

 

温泉に入っている人がみんな同じではないんですよね。

 

赤ちゃんからお年寄りまで

もちろん日本人だけではないし

 

様々な人がいます。

 

ハンディキャップの人もたくさんいると思うけど

そんな人達が、

もっと、もっと、

自由に、堂々と温泉に入れたらいいなぁ~

と、このバスタイムカバーを見て思いました。

 

今月10月乳がん月間

ピンクリボン月間です。

そして毎月19日はピンクの日です。

 

ちなみに、いつもは450円の入湯料金が

今日は、ピンクリボンデーで250円でした!

 

やったー!

 

今日も、ゆっくり、まったりと温泉につかり

体も心もぽかぽかに癒されました。

 

ピンクリボン

 

明菜ちゃんを聴きながら・・・

最近、明菜ちゃんの曲をYouTubeで聴いてます。

 

明菜ちゃんどうしてるかなぁ~

元気なの?

 

デビュ―した頃からずっと聴いているよ。

明菜ちゃん一筋というファンではないけども

やはり私にとって明菜ちゃんは

 

歌姫

 

今、YouTubeで流れている曲は

 

LIAR

 

明菜ちゃんとほぼ同世代の私は

明菜ちゃんの曲を聴くと、その時の記憶が鮮明に浮かび上がります。

 

1番好きだった

8年間、一緒に暮らした彼

私のわがままで別れてしまった彼

今でもふと、あの時結婚していたら・・・

と思うけど・・・

 

あの時の彼との生活が、明菜ちゃんの曲で蘇ります。

 

 

そして、

1度目の25年間の結婚生活。

 

 

そして、今、

2度目の結婚生活

来月で1年目。

 

最近やっと自分のペースと、夫のペースがつかめてきたところ

 

先日、仕事先で知り合った先輩の方とランチをしたときに

今までで1番楽しいと思える時っていつ?

と聞かれて、

少し考えたあとに

今!

と答えた自分に驚いたなぁ~

 

物心ついた時から、実家を出るまで

家族に遠慮していた私。

可愛がられていることは、十分すぎるほどわかっていたけど

それが、とても苦痛だった記憶があります。

怖くて短気な父親と兄

母も少し怖かった

そして、祖母は兄だけを可愛がり、私には厳しかった記憶。

 

 

1度目の結婚生活

ワンコと一緒にお嫁いり

10年間は義母との同居生活

義母はとても優しかったし、

近くに住んでいた義姉も義姉の家族も優しかったんですよね。

子供には恵まれなかったけど、

前夫とワンコ4匹との生活は充実していたし

楽しかった記憶もたくさんたくさんあります。

 

 

変わったのは私。

7年前に乳がんになり

その時から、前夫への感情が少しづつ変わってきました。

 

両親も祖母も他界し、兄とも疎遠になっていた私は

前夫に頼るしかなかったのに

前夫が頼れなくなっていった

孤独で辛かった入院、手術、術後あとの抗がん剤治療、服薬、定期通院

地震

転職

家庭内別居

ワンコとの別れ

 

 

色々、色々あったけど

今も色々、色々あるけど

今が楽しくて充実してるのは間違いないこと。

 

だから、もっと今を大切にして暮らして行きたい。

 

夫はあと2年で会社を退職したいと言い始めた

仕事の担当を持った日は、時間を問わず

出かけなければいけないことが多々ある

体力がついていかなくなったと言っている。

それで、大切な仕事中にミスをしそうだというのが

仕事に対して、怖くなったとのこと。

 

それに、先月から高血圧で病院に通院中。

高血圧のことは今勉強中なので

よくわかっていなかったけど、

通院するまでは、上が160位はいつものことだったと聞いて

とても驚いたんだよ!

160の数値は高いぞ!

そのままだったらあぶないんじゃないの?

位の知識しかなかった私。

 

そんな夫を支えていきたいと思っている。

支えたいと思った人は今の夫が初めてです。

 

私に何ができるのだろう?

今の私はたま~にお声がかかる派遣のお仕事と

副業・・・?

今は前夫の家にある私の私物の断捨離

メルカリでの収入が少しあるだけだから・・・

 

今はこの生活を楽しみながら、

夫の体を気遣いながら

副業のための準備中です。