夫の仕事は葬儀屋さん、今夜はお通夜です。あるあるの話し

今日の空

夫は葬儀社に勤めています。

 

今夜はお通夜で会館に泊まりです。

 

担当になった喪家様のお葬儀全般が主な仕事です。

 

ご遺体のお迎えから始まり、ほとんどが病院、もしくは

老健ホーム、警察署などもあります。

それから、喪家様とのお打ち合わせ、

お通夜、葬儀、火葬、葬儀後の後飾り、集金などなど・・・

 

喪家様とのお打ち合わせには

葬儀全般のお見積りもありますが、

故人のご遺影を探していただくことや

香奠返し、通夜振る舞い、お斎、田舎では組内さんを交えてのお打ち合わせもあります。

それに、お寺さんやお花屋さん、火葬場への依頼、

葬儀の司会者、献茶への依頼

だいたい2日間の間に細かい仕事をこなしています。

 

最近はコロナの影響もあり、

家族葬が増え、司会を兼務することもあるようです。

 

私も昨年までは、夫の同じ会社の献茶の仕事をしていました。

今は、派遣の献茶の仕事で、他の会館や火葬場での仕事をしています。

やはり、献茶の仕事もコロナの影響で少なくなりました。

 

フリーで葬儀の司会、献茶の仕事をしている人は

家族葬が増えて仕事が減っています。

私も、一昨年に比べたら半分以下になりました。

 

時代の流れもあり、田舎でも家族葬が増えてきた上に

コロナでますます家族葬が増え、

お葬儀の形もここ1、2年で変わりました。

 

今は喪主の方が60代くらいの方達が多いような気がします。

ご遺族席には、喪主様、喪主の奥様、喪主のお子様、そしてお子様ご家族。

親族席には、亡くなった方のご兄弟などです。

亡くなった方がご高齢の場合は、親族席はご高齢の方が多くなります。

お通夜、お葬儀の時間も椅子に座っているのが

お辛い方もいます。

 

お葬儀ですから、亡くなった方を本当に思い悲しんでいらっしゃる方がほとんどです。

ですが、ご遺族の方では喪主様の子供さんが数人いらしゃると、そのご家族、お嫁さんやお孫さんはお飾りだなぁ~と・・・

 

小さい子供さんがいると、じっとしていることは難しいのは当たり前のこと

ましてや、同じくらいの小さい子供さん達が3、4人いると

広いホールでは、運動会になってしまいます。

その走り回る子供さん達を止める人がいないのです。

 

その子達の親子さん達は久しぶりに会ったのかもしれないのか、

話に夢中になっていたり、

喪主様は、その子達のおじいちゃんやおばあちゃんにあたるので、

またまた、久しぶりに会うからなのか、

小さい子供が走るのは当たり前と、注意するどころか、

広いとこで走れてよかったね!

と言う人もいます。

 

たまに、きちんと注意してくれる叔母様などがいて、

こういう場所では、走っちゃいけない!

って教える場所なのに、と言いながらきちんと子供達にしつけをしてくれます。

 

こういうきちんと言ってくださるのは、本当にたまにです。

 

そして、火葬場で驚くことも!

 

火葬場の中は、写真撮影禁止と注意書きが貼ってあります。

収骨室はもちろんのことです。

 

しかし、収骨室で、お骨になられたご遺体を写真を撮る人がいるのです。

常識外れもいいとこです!

それを、スマホの中に保存しとくのでしょうか?

 

お葬儀あるあるは、たくさんたくさんあります。

 

お葬儀は一生に何回も出席する機会があるわけではないので、

どんな振る舞いをしていいのか戸惑うことが多いと思いますが、

あまりにも、常識はずれのことをしている人がいて

仕事をしている私達が戸惑うことも多々あります。